人間は神によって造られ、神の慈悲が人間を守っている。それを百も承知の悪魔は、神と人間の絆を断ち切り、人間を堕落させ、神が人間を見捨てるように仕向けた。悪魔は、まず神が人間に与えた伝統文化を破壊し、人間の道徳を堕落させ、神の済度に値しない歪んだ人間を量産した。
人間の心には、善と悪、神と悪魔の両方が宿っている。従って、人間は道徳の退廃を求めて堕落することもできるし、徳を積んで修練し、高みに上ることもできる。神を信じる人が道徳的な考えと行いを追及すれば、神は彼の正しい念(正念)を護持し、奇跡を顕す。神が人間の道徳向上を助け、最後にはその人間を天国へと迎え入れる。一方、道徳の退廃した者は利己的で、欲望、貪欲、無知、傲慢な人間となる。神はそのような汚い考えと行動を受け入れないため、悪魔はその隙につけいり、ますますその人間の利己心と邪悪な心を増長させる。邪悪がその人間を操り、悪行を重ねさせ、カルマ(悪業)を大量に発生させれば、彼の行先は地獄である。人類社会全体の道徳水準が落ちていくに従って、悪魔はさらにその傾向を加速させ、より多くの悪とカルマが発生し、人類を最終的な壊滅へと導くのだ。
~ 悪魔が世界を統治している 「共産主義のやり方と手段」 ~
所長視点)
結果として神様が働けば「一つになる」。悪魔が働けば「分裂する」。主義主張や現象だけみていては善悪は判断できない。100%善の人もいないし、100%悪の人もいない。どんなどきでも常に善と悪を分立していく必要があります